渡辺英樹
@gonza63
海外SF愛好家。SF書評家。プログレ愛好家。ただしパワー・ポップも少々。 webはhttps://sciencefiction.ddns.net/sf/←「SF文庫データベース」もここ blogはときどき更新中。http://sciencefiction.asablo.jp/blog/
1981年初版の小説を訳していると携帯電話が登場しないので、ある意味、心地良い。簡単には連絡が取れないものね。携帯の登場で現代を舞台にする小説の場合、携帯抜きには物語が展開しにくくなっているもんなあ。ちなみにプリーストの最後の長編Airside (2023) には、携帯が出てきます。
映画『スーパーマン』観てきました。さすがジェームズ・ガン脚本・監督作品なだけあって、親子の絆、仲間との連帯、弱者への視点、音楽へのこだわり、と盛りだくさんの内容。2時間で長丁場ですが、とっても楽しめました。パンクロックファンのスーパーマンって初めての設定では。#スーパーマン
アレステア・レナルズ『反転領域』読了。レナルズって、こういうのも書くんだって、いい意味で驚かされた。詳しく書けないけれど、ワンピースだと思って読んだらピューティフルドリーマーだったみたいな……。あと、萩尾望都ファンには、ぜひ読んでほしいセリフがある! #反転領域

『一億年のテレスコープ』は星雲賞獲れなかったか……。同作品には私個人から「オレの心の星雲賞」を謹んで贈呈したい。作者の春暮康一氏には副賞として私の「念」をお贈りするので受け取っていただきたい。イヤだと言っても受け取っていただく。
海外短編部門を受賞されたユキミ・オガワさんは、8月9日発売の『紙魚の手帖vol.24』にてインタビュー記事を掲載。母語ではない英語で書くなぞの作家の正体に迫る!(なんてね)
第56回星雲賞 海外短編部門 「さいはての美術館」 著者:ユキミ・オガワ 訳者:勝山海百合 出版社:早川書房〈S-Fマガジン〉2024年4月号収録
第56回星雲賞、まずは海外短編部門受賞のユキミ・オガワさんと翻訳者の勝山海百合さんを讃えたいと思います。 どちらも初の星雲賞受賞おめでとうございます。 そしてオガワさんは日本で初めての作品集が先月発売されたばかり。かまこんでは新刊にサインがもらえるかも!
木曜日の更新は、会津信吾編『バビロンの吸血鬼』です。昭和モダンホラーという趣旨のアンソロジイですが、収録されている作家の大半は知られていません。短くシンプルで、ただ今では読めないアナクロさもある。怪しい実話怪談を、そっと聞いている気分で愉しめば良いのかも。bookreviewonline.net/WP/so9j
タイトル間違えてたので再投稿。ラヴァンヤ・ラクシュミナラヤン『頂点都市』読了。上位と中間、下位に人々が分断された近未来インドの都市を舞台にしたディストピアSF。下位1割はアナログ民と呼ばれ、徹底的な差別を受ける。分断社会の怖ろしさがよく出ていて、今の日本でこそ読まれるべき作品だ。

#安田淳一 監督、星雲賞受賞おめでとうございます! x.com/sf63tokyo/stat…
本年度の星雲賞が発表されました! 受賞者の皆様おめでとうございます。 2025年 第63回星雲賞 速報! 授賞式は、8月31日(日)今年度、第63回日本SF大会 閉会式にて執り行われます。 sf63.sftaikai.jp/seiun/
8月9日発売の『紙魚の手帖vol.24』、米英のSF・ファンタジー・ホラーの主要文学賞を一挙総覧する4ページの概説記事を書きました。よく帯とかで見かけるあの賞この賞、あわせて28賞の特徴を一望できる。ありそうで今までなかった保存版です。
文学賞大好きなので、海外SF・ファンタジー・ホラーでよく見かける米英の文学賞をだいたい網羅した紹介記事を次の『紙魚の手帖』8月号に書きました。明日から使えるムダ知識! tsogen.co.jp/sp/isbn/978448…
SF資料館、準備中。@friskPさんが作ってくれたアメージングのロケットを入れた棚が暗かったので、LEDライトを追加してくれました! センサー付きで人が通ると点灯します。さらにスチームパンク風の真空管アンブ+スピーカーも登場! スマホをつないで音が出せます。設備がどんどん充実していくなあ。


SF資料館、準備中です。雑誌の整理が終わり、次は単行本。ハヤカワSFシリーズ完全揃いを実家から運び、戦後の翻訳SF叢書も並べました。「アメージング日本語版」「室町書房SFシリーズ」「講談社SFシリーズ」「」「現代ソビエトSFシリーズ」「元々社最新科学小説全集」などなど。


東京創元社から7月30日に、エドワード・ブライアント『シナバー 辰砂都市』が発売されます。 note.com/tokyosogensha/… ぼくは解説を書かせていただきました。70年代の、ぼくにとってとても懐かしく思い出深い作品です。「シナバーもろとも!」というのがはやってたなあ。どうぞよろしくお願いします。
いよいよ来週発売の、エドワード・ブライアントによる魅惑の都市SF連作『シナバー 辰砂都市』。 各章のあらすじ紹介記事を書きました! 公開を手配してくれた先輩から「サメ回が異彩を放っているね」とのお言葉がありましたが、実際に読んでみると巨大ザメもちゃんと馴染んでいます。
【Web東京創元社マガジン 7月22日発売】 7月30日発売! 70年代アメリカが生んだ魅惑の都市SF連作――『シナバー 辰砂都市』(エドワード・ブライアント/市田泉訳、創元SF文庫)各章の内容をご紹介します #東京創元社 #創元SF文庫 note.com/tokyosogensha/…