石亀航 Wataru Ishigame
@wishigame
Editor/traslator of Tokyo Sogensha, Japanese major SFFH publisher. 東京創元社のSF編集者。担当書に『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』『精霊を統べる者』『第五の季節』『マーダーボット・ダイアリー』『叛逆航路』『ブラインドサイト』など。
7月11日刊行のアレステア・レナルズ『反転領域』(中原尚哉訳、創元SF文庫)は、19世紀の小型帆船による北極探検航海が……これ以上はなにも書けない! ぜひ読んで驚天動地の展開をお確かめください。ローカス賞・ドラゴン賞SF長編部門候補作。 tsogen.co.jp/np/isbn/978448…
ライブの音漏れの話を聞いて、壁崩壊直前の西ベルリンでデヴィッド・ボウイがスピーカーを東側に向けてコンサートやった逸話を、ラヴィ・ティドハー『完璧な夏の日』のスピンオフ短編Heroesが引用していることを思い出す(苦い)。そんな時代もあったね。 strangehorizons.com/wordpress/fict…
『精霊を統べる者』に登場したカイロと周辺のロケーションをGoogleマップにプロットしてみました エージェント・ファトマのカイロ内の活動範囲は、魔法省の場所を東京駅に見立てたると、北は秋葉原の南側、南は築地・月島、東は隅田川あたりという感じではないかと。 #読書 medihen.hatenablog.com/entry/2025/07/…
P・ジェリ・クラーク『精霊を統べる者』を #読了 読み終わってから気づいたけど、ストーリーに登場するカイロの名所各地の位置関係をGoogleマップで調べてみてもいいかもしれない。 あと、ザ・着道楽な主人公、エージェント・ファトマのスーツ趣味をビジュアル化する上手い方法はないかなー。
「精霊を統べる者」を読み終えました。1900年代前半のエジプトを舞台にして、精霊(ジン)やら蒸気駆動の人型機械やらが登場する、歴史改変アラビアン・スチームパンク作品。魔術や精霊などを管轄する省で捜査官をする一匹狼的女性主人公に付けられた新人女性相棒のキャラが好きです。
「精霊を統べる者」読了 1900年代、「魔法」が発見され列強の一つとなったエジプトが舞台のメチャおもろエンタメ。 終盤で色んな要素が回収されて結末に向かう過程がゾクゾクした。 キャラとかメカの描写も良かった。神秘的で力強いジン達や、スチパン的要素のある自動人形、天使。 面白いよ、ぜひ。
8月9日に発売される、東京創元社の「紙魚の手帖 vol.24」(しみのてちょう)に、小川の短編「星間戦艦ゴフルキルA8の驚嘆」が掲載されます。数々の星を滅ぼす宇宙戦艦が謎めいた少年シジンと出会い、永久になくならない至宝を探していく話です。 tsogen.co.jp/np/isbn/978448…
ここ数年の異常な猛暑の原因は、もちろん人間活動由来の気候変動であるのだが、CO2の蓄積のみならず、SOxなど大気汚染物質の減少も関係しているように思えてならない。大気汚染物質には雲を増やし地球を冷却させる作用がある。CO2を減らさずに大気汚染物質だけ減らしたら地球は余計にあたたまる
90年代半ばのボスニア紛争のころ、サラエボの通称スナイパー・アレイを防弾チョッキ着ないでうろうろしていた20代前半日本人男性の自称ジャーナリスト、という人の帰国後取材記事を読んだことがあって、いまあの人どうしてるのかな……とときどき思う。名前は忘れてしまった。
「反転領域」(アレステア・レナルズ)を一気に読み終えた。この話の展開で金曜の夜に途中で止められるわけがなかった‼︎ ネタバレしない感想を書くのは難しいけど何となくあれを思い出してなるほどレナルズっぽいと途中で思いました。また読もうかな(^^) 紹介して下さった梶尾先生にも感謝します‼︎
「反転領域」アレステア・レナルズ著創元SF文庫。舞台が19世紀で船で極地探検に向かう始まりから、いつタイトルどうりの展開になるのかと、読んでいると、来ました!こんな感じなのか!予想の範囲?どころじゃなかった。掟破りかよ?を通り越してSFに転がりこむのでした。口あんぐり。
レナルズ「反転領域」読了。終盤に全てのピースがはまっていく展開が最高に良い。 これは「クラウド・アトラス」みたいな映画にして観てみたいなぁ。
こう毎年酷暑が続くとJ・G・バラード『旱魃世界』を思い出すが、これは世界中の海がポリマーの薄膜で覆われ、雨が降らなくなるというもの。むしろ地球温暖化が進んでほとんどの地域が高温多湿の熱帯と化す『沈んだ世界』のほうが近い。
【告知】紙魚の手帳vol.24 SF特集号に掲載される短編「惑星タルタロスの五つの場景」(レイチェル・K・ジョーンズ)に挿絵を描かせていただきました。8月12日発売です。 tsogen.co.jp/sp/isbn/978448…
『非在の街』ペン・シェパード/著、安原和見/訳、東京創元社。謎の地図を巡る幻想ミステリ作品。ジョン・グリーンの『ペーパータウン』を思い出す…と思ってたら、アグローが出てきて興奮した!著作権トラップの話からこんな物語が生まれるなんてすごいな〜地図や地図学者への見方が変わる一冊でした。
「反転領域」(アレステア・レナルズ)を読んでいる。 ヴェルヌの「ハテラス船長の冒険」のような海洋冒険ものと思って読み進めていたら、まさかの方向に話が展開していってる!!