九州大学 下地理則
@shimojizemi
九州大学言語学講座 下地理則のアカウントです。 教員の履歴書(業績・教歴・学位etc.)はこちら→https://x.gd/OMUE0 最新著書はこちら→http://brill.com/view/title/629… コラムはこちら→http://note.com/lingfieldwork
先週は言語学会で再帰代名詞の話をしたと思ったら、今週末の琉球大の沖縄言語研究センター総会のシンポジウムで、消滅危機言語のauto-glossingシステム構築の話をします。まだ試作中ですが、うまくいけば、間違いなくフィールドワーカーの書き起こしの助っ人になるし、現地コミュニティが自力で学習文…

9月13日開催の「主語」に関するシンポジウムの参加登録が可能になったようなので、こちらも告知します。(私は主催ではなく登壇者の方ですので、問い合わせは主催者へ) gsfl.kanagawa-u.ac.jp/news/25071401.……
卒論執筆がそろそろ本格化し、言語学系だと先行研究レビューから予備調査などに進む時期。この「先行研究レビュー」について誤解している学生が非常に多いので、毎年、この時期にXで共有しています(2021年収録)。 先行研究レビューについて(下地理則) youtu.be/bKqtfZl7Z3c?si… via @YouTube
私の院ゼミにも外国籍の院生が多い。頓珍漢な方向に怒りの矛先が向かう現状について彼らに申し訳なく思っている。彼ら全員、日本の消滅危機言語の記録保存を支えており、それなのに「日本人」からこんな視線やメッセージを送られたら不条理すぎる。…
今日は、貴重な経験とノウハウを共有してくださってありがとうございました。受講生以外にも5-6人きてくれてたようで、おかげさまで盛況だったと思います。
今日ゼミに参加させてもらい、自然談話の書き起こしやアノテーション付けは、地域言語研究者にとって「筋トレ」みたいなものだと思った。地味で時間もかかるけど、分析者としても学習者としても確実に力になり、一生使える財産になる💰近年あまり時間を取れていなかったので、またコツコツ積み上げたい…
来月、「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会でお話します。琉球大でお待ちしております! ninjal.ac.jp/events_jp/2025…
昨日は科研の研究会で、沈先生、窪薗先生と三人だけで研究発表し合うという贅沢な時間だった。私の発表は、私がanti-cliticizationと仮に呼ぶ現象(形態統語的に拘束的な形式が音韻的に自立する現象、Aoyagi…
Our paper is now out in Linguistic Approaches to Bilingualism! Laméris, Tim Joris & Igarashi, Yōsuke (2025) Individual variation in epenthetic vowel production by Brazilian Portuguese–Japanese bilinguals. jbe-platform.com/content/journa…
発表応募お待ちしております/【発表応募締め切り7月21日(月)】Morphology and Lexicon Forum 2025(9月13-14, つくば) - 誰がログ dlit.hatenadiary.com/entry/2025/07/…
長年、いろいろ観察していて、言語学系のワークショップという名称に込められた意図は特になく、結局、unidirectionalな発表(の詰め合わせ)を指すという理解に至った。数人のパネリストを学会側が選んで招聘したらシンポジウムと呼ばれ、同じ人数でも自ら応募したらワークショップになる。口頭でもポ…
9月13日に神奈川大の言語学系のシンポジウムで登壇します。主語や主題に関心のある方にとっては興味深いシンポジウムになると思います。私は琉球諸語の、特に「有標主格」と言われる、世界的に珍しい格体系の存立基盤の話をします。 drive.google.com/file/d/1eSmfDE…
たまたま目に入った参政党の日本地図が雑すぎて、よくそんな程度の国土への愛情で「日本、日本」って言えるな、と笑ってしまった。…
Just published "Discourse structure and narration: A diachronic view from Germanic" edited by Ulrike Demske & Barthe Bloom #openaccess #ogl langsci-press.org/catalog/book/5…
なぜか、今朝起きるとnoteのlike 通知が新規に100件以上あって、5年前に書いた記事なのに、何か別のところで関連する言説が熱いのかな? 例の学振ミーティングとかのことと関連するのだろうか。 いずれにしても、5年前に、院進を考える人のために以下を書きました。 note.com/lingfieldwork/…
Just, er, published: "Fillers: Hesitatives and placeholders" edited by, ehm, Brigitte Pakendorf & Françoise Rose #rcg #openaccess langsci-press.org/catalog/book/4…
週末のシンポでは、私自身の能力と計算機の性能の問題もあって、BERTやTransformerではなく、割と保守的なモデル(私自身の精度の高いグロッシングと品詞情報、その他音韻情報などのインプットを教師データにする)を使ってデモをしたが、音声合成・認識の専門家の先生から、「何をしているか」がわか…