Inagaki Katsuhiko
@tas3cdw
A drifting physicist, who loves blueprints and Morse code. CWops #3454, SKCC #28943. JI3XOK (1981-1996, 2017-), JM8SMO (2022-).
自分も含めて歴史学の訓練を受けていない人間がいきなり史料批判なんてできるわけがないので、定説はどうなっているかをまず調べるのが基本的な態度となる。実際のところ、高校日本史の教科書に書いていることを理解(あるいは復習)した上で新書レベルを調べると、大きな間違いをすることはない。
神野志隆光『古事記と日本書紀』(講談社)によれば「その帰着が律令国家であった。自分たちの世界を作ろうとしても、中国以外にモデルはない。(略)これを歴史的に根拠あるものとして確認していくのが『古事記』『日本書紀』である。」当然、阿倍比羅夫の蝦夷征伐も「根拠」として読む必要がある。
そもそも日本は国の制度ごと輸入したので、周辺には蛮族がいて、そこから貢物を持って来ることになっている。だからこそ越の蝦夷が従わないという「記録」や、阿倍比羅夫を派遣したという「記録」が残ったというわけ。その派遣先は日本の外でないと建前が崩れる。
縄文時代に「日本」という言葉も意識も存在しなかったことくらいは常識だとおもっていたが、どうやらそうでもないらしい。
先住民は縄文人、日本人ですよ👍 遺跡も有りますが。。。 思い違いで敵に利する発言は控えて欲しい…日本人ならばですが。
無関係どころか、先住民族宣言が領土に関する規定にはならないと明文化されることによって日本は賛成に回った。つまり日露での国境策定を認めたからこその先住民族という位置付けとなる。国境確定前は実効支配だったということと同義。
これまた無関係なことを持ち出しているね。 「国連先住民族宣言」は非拘束制。そして領土に関しても先住民領土を保証するものではない。なんら法的根拠にはならない。 そして、北海道の領有は日露和親条約により日本領確定。これが事実。
x.com/akiosaito12/st… 徳川幕藩体制の対外認識 実証的論考です。
「幕末維新史への招待 町田明広 編 山川出版社 2023年刊 p-40」 大学頭林復斎 編纂の対外関係史料集『通航一覧』(1853年頃完成)からひも解くと近世日本は外国を四つの範疇に分けて認識・対応していた。①国交を持つ「通信の国」=朝鮮王朝と琉球王国と国交を持たない「異国」にまず二分→
その地図の注釈にきちんと書いてあるように、松前の外、つまり蝦夷地が圧倒的に広くて、そこは交易の対象であることがすぐにわかる。
平安時代前から🤔 羆の毛皮を調にしている🤔 日本の領土なのですが🤔
「記録」ねえ。そこに書いている内容を読んで理解するのは大変ですよ。少なくとも、そこに出てくる地名が日本の支配下にあったと読むことができないのは、少しでも勉強すれはわかることです。しかも、それが現在のどこに相当するのかは確定していません。
記録があるんですけどね。 x.com/tF7r19gdrj4536…
ここで重要なのは、真面目にやればやろうとするほど妨害も激しくなるという現実です。先日の選挙でも、北海道は7世紀からすでに日本の支配下にあると主張する候補者が立候補していて、地元紙のファクトチェックでその主張が成立しないことが報道されていました。
北海道が日本領なのは合法かどうかというのは、国連先住民族宣言に政府が賛成し、その後、先住民族の存在を正式に認めたことからほぼ自動的に決まります。問題なのは、その意味を政府が明言していないことでしょう。
このあたりの話は結構ややこしくて、たとえばポツダム宣言だと北海道は日本の統治下として認めることにしてある一方、沖縄は外されている。少なくとも形式上は沖縄の人々の意思によって日本に「復帰」したことになっている。
日本は沖縄と北海道を統治下に置きましたが、これらを合法的に編入した条約を結んでいません。よって、日本は沖縄と北海道を不法統治しています。
本当に必要な人には届かないかと思いますが、あえて書きます。文章読解力が低い人は、まずは「主語・述語」の把握に努めるといいですよ。
中高ともに、定期考査の成績を貼り出すどころか順位すら教えてもらったことはありませんでしたね。もちろん個別の科目での得点はわかりますが、それだけでした。試験って必要悪なので、使い方次第ということでしょう。
定期考査はなくそう!成績を貼り出してはいけない!と主張されてる某県教育委員会指導主事の子供、定期考査しっかりやってその結果でクラス分けする私立に通わせてるんやけど普段どんな気持ちでお仕事してるんやろ…本音を聞いてみたい。
情報不足での海外旅行かな。これまでは運よく生きて帰ましたが、あとになって「運」要素がかなり強かったことに気づきました。とはいえ、安全を求めるとどこにも行けなくなってしまうので、リスクをどこまで認識でき、あらかじめ回避することが大事でしょう。
「経験上、ガチでやめておけってこと」を教えてくだたい。
これに尽きるな。仕事の話ならなんとかなるけど、日常会話は私ごときには無理です。必要な語彙の大きさもそうだけど、共通の話題を持っているという前提がまず成立しない。
学校に6、7年通うだけで日常会話ができるようにはまずなりません。なぜなら日常会話が最難関だからです。観光客が使うような簡単な文や、得意分野に関する発表や議論ならまあ辿り着ける人もいますが、ニュースに出てた芸能人の不倫からエネルギー政策まで何が出るかわからない日常会話が一番難しいです
この論文は必読ですね。ソウル在住の友人から日本語を経由して現代韓国語として定着した単語に関して、歴史の刻印としかいいようがないと悲痛な嘆きを聞かされたことがあります。1990年代、韓国に行ったときには街の看板から漢字すら排除されていました。ハングルを読もうとした大きな理由です。
辻野裕紀(九州大学大学院言語文化研究院 : 准教授)「ことばを喪失するということ、ことばを記録するということ : 映画『マルモイ ことばあつめ』によせて」(2021) 序論は難解に見えるが、本論は読みやすく分かりやすい👏 映画と事実の違いも🙏 九州大学学術情報リポジトリ catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_…
日本統治下の朝鮮で起きたいわゆる「#朝鮮語学会事件」をテーマにした映画『#マルモイ #말모이』について、#まいにちハングル講座 の #辻野裕紀 先生が書かれた論文を見つけた🙏 「個人的には、こうした歴史を抜きにして、朝鮮語教育や朝鮮語学習を考えることはできないと考えている…」 リンク👇
塚本勲氏は1960年代、ソウルでチェヒョンベ (崔鉉培 최현배) 氏 (1894-1970) に彼の自宅で面会している チェ氏は、映画『#マルモイ ことばあつめ』で描かれた朝鮮語学会の会員で、朝鮮語辞典を作ろうとした中心人物。朝鮮語学会事件で投獄も、戦後はハングル学会長に。京都大学卒業とは意外だった🙏
これはそう。 僕の指導教官はかなりスゴイ人だが、博士とった時に絶対に勝負せんとことなりましたね…
以前「指導教員のようにはなれない」と完全に自信喪失してボスに相談した時に、「○○先生は2人もいらない。○○さんは○○さんのままで大丈夫」と言われたことがあります。 研究も教育も二番煎じではつまらないですもんね。