山野弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)/共編『VTuber学』(岩波書店)
@Ricoeur1913
哲学研究者 | 博士号(東京大学) | 千葉工業大学非常勤講師 | 著作 : 『独学の思考法』(第八刷)/『VTuberの哲学』(第五刷)/共編『VTuber学』 | 受賞歴 : 日本哲学会優秀論文賞/日仏哲学会若手研究者奨励賞 | 企業での「哲学的思考力」研修の講演依頼などもお待ちしております。
三年ぶりに単著(一般書)が出版されます! 『20代からの文章読解』という本です。 SNS時代において、文章を解釈する力は益々重要なものになっています。また「読解力」はテクストのみならず、世界を批判的に解釈する際にも必要な力です。こうした読解力について解説します。 amzn.asia/d/iadqYnO




『アセクシュアル アロマンティック入門』は、「性欲とは何か」とか「性的/恋愛的創作物を受容するというのはどういう経験なのか」といったトピックも扱っているので、そのあたりに関心がある方にも手に取ってほしいなと思ってます。
Vtuber学のイメージがありますが、元はと言えば『独学の思考法』で初めてお名前を存じ上げたので、なんだか懐かしい
三年ぶりに単著(一般書)が出版されます! 『20代からの文章読解』という本です。 SNS時代において、文章を解釈する力は益々重要なものになっています。また「読解力」はテクストのみならず、世界を批判的に解釈する際にも必要な力です。こうした読解力について解説します。 amzn.asia/d/iadqYnO
烏谷昌幸『となりの陰謀論』重版が決まりました!陰謀論を唱える政党が現れたり、日本でも陰謀論が政治に影響を与えるようになってきました。本書の口コミが日毎に増えてます! 陰謀論の問題を考える上での視点・論点を分かりやすく整理しているので、最初の1冊に最適です。ぜひ!
いま、都内某所のカフェで作業をしていたら、偶然大学院時代に同じ研究室で哲学研究をしていた方と再会しました(東大近くのカフェというわけでもありません)。こういうご縁もあるのだなと思いつつ、VTuber文化に関心をお持ちのようでしたので、「VTuberとは?(ダイジェスト版)」の解説をしました。
適切に批判されないまま「大きな立場」を獲得し、「大きな主張」をすることで将来的にどんなことを招いてしまうか、私には分かりません。 だからこそ、アカデミックな批判をもらえる今の環境に感謝しています。
最近手厳しい批判をガンガン言われたこともあり、ここ最近の自分の研究やら諸々やらを省みていたのですが、一周回って、批判をしてもらうというのはやはり大切なのだなと実感しました(「これは批判というより私怨だな〜」と感じる場合は別です)。 むしろ、批判されないままの方が、きっと残酷です。
「人間は他人との密接な相互関係の中で生きている。他人が自分に対して示すことば、まなざし、身ぶり一つで、人間のもつ世界は、あるいは光り輝き、あるいは闇にとざされる。したがって、ある人のもつ対人関係の質は、彼の世界の相貌や遠近を左右する。」(神谷美恵子『ケアへのまなざし』P170)
本当にその通りであると感じます。これまでポピュラーカルチャー(特にVTuber文化)研究を通して、素晴らしい独立研究者の方々とお会いしてきました(今もそうした方々と共同で議論をしています)。 他方で、大学院を出ているいい加減な書き手もやはり存在します。結局議論の中身なのですよね…。
研究の仕方というのは、厳しい大学院入試を通ってきた人が投稿論文と学院論文の審査を経ながら何年もかけて身に付けるものかと思います。ごくまれに、独学に近い形で立派な研究者になる人がいます。こういう人でも、他の研究者からのフィードバックを上手く取り入れて研究を進めていますね。
#雑誌Hukyu の感想と、『VTuber学』『VTuberの哲学』も併せて読んで考えたことなど。いろいろ書いてよくわからない長文になったけど、公開してみる。 HukyuからはじめるVTuber雑考|hobi note.com/hbhbhb/n/nf723…
自分は2024年1月の代々木体育館公演で初めて本格的に「神椿」の世界に触れ、そこからコンテンツを全て網羅…とはいかないまでも、シンガーや統括Pのインタビューを読み込んで、自分なりに理解を深めてきました。昔からのファン(観測者)の皆さんも、ぜひ感想を聞かせていただけたら嬉しいです!
今一番楽しんでいるアニメ『#神椿市建設中。』…しかし「これ単体で観ても絶対ストーリーわからないよな」と思う自分もおり、解説記事を書きました。 個人的に『ジークアクス』と同じカテゴリの作品だと思っていて、テレビシリーズでありつつ「MV」に近いという話をしています note.com/sr_ktd/n/n2f09…
【論考掲載・全文公開】 拙論「『萌え絵問題』から『対人性愛問題』へ」が、国際基督教大学ジェンダー研究センターの査読誌『ジェンダー&セクシュアリティ』20号に掲載されました。 subsite.icu.ac.jp/cgs/images/b6f… TERFと同じく「対人性愛フェミニズム」にも批判が必要だ、という感じの議論をしています。
ちなみに去年出したこの論文は、エロマンガ研究やエロ音声研究を「メディア論」として展開するための理論ツールになっているので、そのあたりに関心のある方にもぜひ読んでほしいです。
【論文掲載】 『年報カルチュラル・スタディーズ』12号にて、拙論「エンコーディング/デコーディング論の脱-人間中心化:物質的な誤配のメディア理論」が掲載されました。 メディア論(とくにコンテンツやオーディエンス)に関心のある方には面白がっていただけるのではないかと思います。
常に「前だけを向こう! 過去のことはさっぱり忘れて、新しいことをしよう!」というだけでは足りなくて、定期的に昔のこと、自分が(当時)できなかったことを思い出すことが大事だと考えています。どこかで過去のネガティブな面を振り返ることは、きっと正しく前を向く為にも必要だと感じています。