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@shechannn_
先日プラネタリウムにて、解説の学芸員が「星に比べたら人間の一生なんて一瞬です。星の一生を見届けることはできない。でも、今を生きる私たちが見ている星を数100年前の人々も眺めて感動し、そこに物語を生み出した。それが今も星座となって我々に受け継がれています。」と言っていて素敵だった
久石譲ジブリコンサート 二十年間も生きていると、今目の前で起こっていることに圧倒されるあまり、身体が強張ったまま、ただ鳥肌と涙が湧き起こるのを拒絶できない場面に何度か遭遇した経験があるけれど、『あの夏へ』が流れたときがまさにその瞬間だった


社会人になっても変わらず家でNetflixを観るか、友人と喫茶店に行くか、夜の公園を散歩するか、近所のパン屋さんを覗くような、煌びやかな生活とは程遠いところにいるけれど、そういう身近な幸せを掻き集めた生活からしか得られないものもあるとしみじみ感じている




子供が将来勉強できるようになって欲しいなら幼少期に公文を大量にやらせたりするのではなく、親子で会話したり、一緒に家事をしたり、絵本の読み聞かせなんかをたくさんしてあげて欲しい。 小学校入学前に割り算できるよりもそっちの経験の方が勉強の土台としてよっぽど大事だから。
詩はこれまで殆ど触れたことがなかったのだけれど、谷川俊太郎さんの『ネロ』に出逢ってからというもの、詩の世界にずるずると引き込まれてしまっている この詩を胸の1番深いところに生涯留めていたいと憶う
『夜は短し歩けよ乙女』でもお馴染みの下鴨納涼古本祭り、40度の炎天下の中で日焼けした古本の山を漁る地獄みたいな行為なのに、毎年顔を出さずにはいられなかった


「京都で大学生活を過ごした人間は、死ぬまで京都の話をする」って言葉、京都にいた頃は全く信じられなかったのだけれど、3ヶ月経った今では、いつか自分はまたあの街に帰るのだろうと確信している自分がいる
大学の同級生の中には森見登美彦作品に魅了されて直前で志望校を変えたという人間もいたほどに、森見登美彦という作家は京都という街の魅力を他の誰にも真似できない手法で引き出していると思う