猫の泉
@nekonoizumi
延長戦終了/ボルヘス/アンテナは絶対/猫の泉/椋鳥日記/疲れた男のユートピア/近世イングランド/小沼丹 アーカイブ http://nekonoizumi.com
PDFあり。 ⇒土屋 洋 「中国共産党根拠地の歴史教科書 ―日中戦争をめぐる叙述の変遷を中心に—」 『アジア教育史研究』34 (2025) doi.org/10.34451/asiak…
業を煮やした父は息子への支援をすべて停止した。追い詰められた公賢は本鳥を切って出家し、妻も同心出家したという。離縁を迫る父への抗議として出家したこの事件は、鎌倉でも話題となり、似たような騒動が起きている。 政治は個々人を翻弄する。出家は、その酷薄な現実から、心を守る手段でもあった
息子(公賢)の本妻は葉室光親の娘(18歳)であった。葉室光親は後鳥羽院の側近であり、実務能力にも長けていた。そこで息子を結婚させたが、光親は承久の乱の責任を問われて処刑された。すると父は、落ち目の本妻と離縁し、有力者の娘と再婚するよう迫ったのだ。だが、息子の公賢は承知しなかった。
1226年、宰相中将藤原公賢(きんかた)は24歳の若さで出家した。妻の離縁を迫る父との確執が原因だ。父(実宣)はこれまで、有力者の娘と婚姻・離縁を繰り返しながら政界を渡り歩き、大納言にまで出世した。また息子の昇進にも随分、骨を折ってきた。ここで問題になったのが、息子の妻である。
国文研DDHプロジェクトニューズレター「ふみ」第22号(2025年6月30日発行) | 国文学研究資料館 nijl.ac.jp/outline/public…
目次あり。「仏陀の足跡への崇拝は信仰の原点か? 仏足石の謎をさぐる旅の記録と考察。252点の仏足石のカラー写真。東南アジア歴史研究と仏教研究に必読の書です。」 ⇒鈴木峻 『東南アジアの仏足石』 めこん hanmoto.com/bd/isbn/978483…
『史林』第108巻 第4号(2025年7月) shigakukenkyukai.jp/shirin/yotei 目次あり。 ○川村祐大 飛鳥奈良時代の盂蘭盆会 ○多田向日葵 第一次世界大戦初期のドイツにおける大量屠殺措置「豚殺し」の言説分析 等々