ごま

近刊『漢文世界のいきものたち』の宣伝です。こちら大修館漢字文化資料館での連載（kanjibunka.com/yomimono/kambu…）に大幅な加筆修正を施し三倍くらいのボリュームでお届けします。特に犬猫狐が大増量。授業のネタ探しに、探究のサポートに、卒論の入り口に、通勤通学のお供にぜひどうぞ。予約受付中です。

集合住宅の点検の人が家の中まで入っていらっしゃる場合、賢い担当の猫は「しかたありませんね」という顔でしまわれてくれるのだが、朗らか猫は賢い担当がしまわれるのを見て「じぶんもしまってください！おねがいです！」という顔で自分のケージの横に座って縋るように私を見てくるので、正直助かる。

こちら今日締め切りです！！ 迷ってる方はぜひ応募しましょう！！

例えば『初学記』巻29に引く『白沢図』に「角の一本が頭頂に当たっている羊は龍である」、「黒犬の頭が白く、耳長でしっぽが巻いているものは龍である」などとあります。他にも鶏、芋虫、蛾の類例があり、これらをうっかり殺してしまうと、雷に打たれたり、兵器に掛かって死んでしまうそうです。

自分の研究との関連でおもしろいなと思ったのは、龍の説話です。鯉や猫が龍になる事例や龍が罪を得て人間界で人や馬にされる説話を紹介されておりますが、実は『白沢図』の佚文にも、動物や虫が龍であるという記事が見えております。

高芝麻子先生の『漢文世界のいきものたち』を拝読。中国の動物をめぐる説話・寓話のおもしろさや人々が動物に抱いたイメージがよく伝わる素敵なエッセイ集です。とりわけ猫ネタの豊富さは流石で、たいへん勉強になりました。

猫が使う敷物をたくさん洗濯して干して、こんないい天気だしと追加で洗濯をし、二時間前に干した猫用のタオルが意外と乾いていたりして、とベランダで触れた瞬間、日頃ふんわりしなやかなタオルがぱりぱりかりかりに乾いて「助けてください、上に、猫を、乗せて、ふわふわが、足りない」と訴えてきた。

国立近代美術館で始まったこの展示が、話題になっていない以前に、あまり告知もされていない状況を指摘する発言を見かけ「何のこと？」と思ったら、なるほどそういうことか。…

北海道大学がめちゃくちゃ羨ましくてじたばたしている。 第一話、紀伊国屋書店横浜店とか有隣堂本店とかでも配布されているそうです。 大学小説企画、いいなー！！！

【お知らせ】 作家 岩井圭也さん執筆による、北大を舞台にした連作小説『北極星をえがく』を配布します 詳細はこちら hokudai.ac.jp/news/2025/07/p… #北海道大学 #北大

【新企画】 北海道大学を舞台にした連作小説『北極星をえがく』第1話の配布が、本日から開始しました！ 北大構内や札幌市内の施設等、そして全国の書店で配布しております。（一部配布場所では、まだ配布開始していないためご注意ください） 以下リプライで、配布場所をすべてご紹介します。↓

「最も強い言葉で非難する」という表現への好奇心から始まって、身近な日本語の中の「最も強い言葉」について話し合っていたのだが、暫定的に「墾田永年私財法」と「マツケンサンバ」と「うめぼし」が三強となった。次点で「禁中並公家諸法度」。なお「ビーフストロガノフ」はロシア代表に推挙された。

おっさんの友情熱しときめきでタービン回して発電したい ※唐代の詩を研究しています

ときめきでタービン回して発電したい が完璧な下の句なのでオタクがさまざまなときめきの素を上の句として投下して、さらにアツくなる夏を観測したい。

観たい映画などが渋滞していると、どうしても、拗らせすぎた挙動のおかしいオタクが身近にいる作品を優先して観てしまう。