大山祐亮
@Yusuke_OYAMA_
比較言語学(=言語の歴史・系統)研究者。本質的にはただの語学大好き人間。講談社現代新書より『外国語独習法』発売中! 福州外語外貿学院准教授|第13回東京大学南原繁記念出版賞受賞|妻(超かわいい)→@Zhang_Qianqian_| 質問はこちら:https://mond.how/ja/yusuke_oyama_
『外国語独習法』、なんと早速重版が決まったそうです!!!(わいわい) 初めての著書で内心かなり心配だったのですが、とりあえず講談社さんに迷惑はかけずに済みそうで安心してます。みなさまありがとうございます!来週辺りから早速感謝の四週間チャレンジやっていこうと思います!

【豆知識①:active】ラテン語のāctīvusから来た借用語で、動詞のagere「行う」から作った形容詞です。ギリシア語のἐνεργητικόςを翻訳借用したものらしいので、energeticの縁者ということになります。ラテン語で語頭がāと長いのはLachmannの法則というのが利いていると考えるのが一般的です。
今日のカジュアル読書。ボルヘスの『伝奇集』です。実はこれ比較言語学的な話が出てくるんですよ。ここに出てくる言語の祖先(=祖語)にはなんと名詞がないんだそうです。だから月が昇る時は「月する」という動詞を使うと。私こういうの大好物なんですよ。想像が膨らみますね。


研究者というのは本を読んでナンボな仕事のわけですが、実はここ数年研究or教養のために読書きゃいけないという意識が強すぎるせいか軽いイップスみたいになってしまって紙の本がほとんど読めないんですよね。ちょっとこの夏を利用してカジュアルに読書してリハビリしようと思います。
ごめんなさい、意味が専門じゃないこともあってかピンと来ないんですけど、もし良かったらどこで見たのか追加で送ってもらえませんか? #mond_Yusuke_OYAMA_ mond.how/ja/topics/mgwt…
昨日完全に予想外のところから広東語のにわか知識が役立つ場面が突然現れて、去年やっといてよかったと心底思いました。当時は何となく気になってみたいな感じだったんですけど、語学はどこで役に立つかわかりませんね(四週間はオフィスに置いてあるのでとりあえずニューエクで一枚)

聞いたことはあります。ありますが、どうやって検証する(白黒はっきりつける)んだろうとは常々思ってます。 mond.how/ja/topics/ggbt…
昨日打ち合わせをした某社の編集さんに「先週丸善の丸の内本店のレジ前に『外国語独習法』平積みされてましたよ!」とお聞きしたので、せっかくだからと自分でも東京駅まで見に行ってきました。ちょっと感動です(そろそろ配置が変わりそうな雰囲気から目をそらしつつ😂)


楽しみにしていた『ソグド語文書を読む』が届きました。例の臨川書店さんの入門書と併せて、世界でも類を見ないソグド語の学習環境が整いつつあります。そして、1があるということは少なくとも企画としては2があるということなので、余計に楽しみですね。

完全に50:50みたいな混合は普通起こらないと思いますが、クレオールは語族という枠組みに入れないのが一般的です。借用語まみれの言語の場合、活用がどちらのそれかが重要です。故に孤立語だとバシッとした区別ができず判定が相当困難になります。言語の本質は紀伊國屋書店とかで見かけました。

手話って音声言語の表現を置き換えればいけるような生易しいものじゃないんで体系的に文法を勉強したいなーと思って色々調べていたところ、YouTubeでこの本が推薦されているのを見かけました。値段も新書並みとかなり良心的なんでこれでやってみようかと思います。完全初見なのでオラワクワクすっぞ!
