野口悠紀雄
@yukionoguchi10
一人の伝道師として、信念を述べ続けたいと思います。 それが正しいと人々が認めてくれる日がいつか来ると信じて。 講演・執筆・ご取材などのご連絡は、https://www.noguchi.co.jp/ からお受けできます(リモートでの講演もお受けします)。
過去を論じるのは、未来に影響を与えるためだ。未来は、歴史の理解なしには成り立たない。 人口の高齢化や社会資本の劣化にどう対処するかが、未来に向かっての日本の大きな課題だ。 #戦後日本経済史
日本が失敗した基本的な原因は、経済構造の大きな改革が必要だったにもかかわらず、それを行わず、円安という安易な手段に依存したことだ。 #戦後日本経済史
中国の工業化とIT革命によって、世界的な水平分業化が進んだ。アメリカの製造業はファブレス化した。しかし、日本の製造業は、垂直統合型の大規模工場の建設に突進した。2000年頃から、製造業が国の補助政策に依存する傾向が顕著になった。 #戦後日本経済史
備蓄米売却に随意契約が導入され、コメの平均店頭価格は9週連続で値下がりとなったが消費者物価上昇率は7カ月連続で3%を超える高騰が続いている。備蓄米売却も抜本的な対応とはいえず物価高騰へのまともな対応がされないのはインフレが社会的強者には有利に働くからだ。 diamond.jp/articles/-/368…
日本政府は、円安によって従来型の産業構造を延命させる政策をとった。これが、日本を衰退させた基本原因だ。 #戦後日本経済史
「トランプ関税」が日本の実質GDPに与えるマイナスの効果は、IMF(国際通貨基金)の推計では0.55ポイントだ。しかし、最終的な関税率によっては0.7ポイントになる可能性もある。そして、日本の輸出メーカーの価格戦略によっても結果は変わりうる。 toyokeizai.net/articles/-/891…
「戦後80年 日本経済の歩みの歴史を辿り将来を考える」 野口悠紀雄(一橋大学名誉教授)と幸田博人(「金融・資本市場リサーチ」編集長・京都大学特別教授)による公開対談です。 youtu.be/H4v2Y-Ka2tI #戦後日本経済史
73年に石油ショックが起き、高度成長が終わった。これは、日本経済に重大な影響を与えるはずだったのだが、日本は適切に対応できた。 石油ショックを克服した日本の国際的な地位は上昇し続けた。日本人は自信を持ち、それまでの謙虚な態度を失った。 #戦後日本経済史