kurobusi
@yabusi3
アンドロイドたちや異種族が同族や他種族、そして人間について駄弁ったりする、そんなSSを投稿しております https://mypage.syosetu.com/2913105/ https://www.neopage.com/book/30840181422972100
ネオページ様からお声掛け頂き連載中の色々ごちゃ混ぜコメディ多めのファンタジー小説です よければご一読ください 表紙はこじもこ様(x.com/kozimoko)より頂きました neopage.com/book/308401814… #ネオページ
「勇者よ。見よ……あられも無い仲間の姿を!」 「なっ、魔術師!洗脳されたのか!そ、それにその服は!?」 「クク、悪堕ちした仲間が肌の露出を増やした格好になるのはお約束だろ?」 「やめろ!七十超えたお爺さんにそんな寒そうな格好させるな!」 「フハハ!老人が風邪拗らせると怖いぞぉ!」
「健全な成長を妨げるとして、未成年者のセクサロイドの所持及び性処理を目的としたパーツの拡張は禁じられている」 「その事を踏まえて君に尋ねるが、この豊満な胸部は……冷却ジェル。放熱効率が良いのが偶然この形状でこの部分だった。うんうん成程。嘘つけお前」 ドチャシコ・アンドロスキー
「旅のお兄さん。ちょっとウチで休んでいきませんか?」 と妖しい美女に誘われ、普段ならついて行かないが狐の耳が頭から出っ放しの間抜けな姿を見て“騙された振り”をしてあげる旅人 VS わざと隙を作ると簡単に油断してくれるから便利よなぁ、と思う妖狐
「私の心を支えるものは祖国への忠誠だけだ。それ以外何も無い」 と冷たく新入りの部下に言い放つ、銃創と火傷の痕が痛々しい軍人 VS 「そんな感じに尖ってた頃のママがこれだよ」 と許可無く昔の写真を子供に見せたせいで現役さながらのCQCで叩きのめされる元部下
「オークックック!勇ましい女騎士様が無様なもんだなぁ!?」 「クッ身体が熱い…目眩がする……オーク共め…何を飲ませた…」 「経口補水液」 「け、けいこう?」 「こんなクソ暑い中鎧で走り回るとか馬鹿じゃねぇの」 「氷嚢持ってきたよ頭に乗せて脇に挟もう」 「オラッ大人しく日陰で寝てろ」
#アンドロイドちゃんねる 【軍事用アンドロイド・MD-TE78より通信】 1:応答求む 応答求む 現存する機体はあるか 2: 3: 4:こちらAD-TE401 久しぶりだな同志よ 5:応答感謝するAD-TE401 6:この通信網がまだ生きていたことにも驚きだが MD-TE78…
「ひとつまみの好奇心と鷲掴みの性欲に負けて、淫魔の巣窟に飛び込む馬鹿は絶えない」 「そしてカラカラになって入院する羽目になった彼らは決まって“向こうから襲ってきた”と嘯く」 「そういうことにしないと保険が効かず全額自己負担になるからだ。マジでふざけんなよ」 ──白髪の目立つ医師
「戦士。お前をパーティから外す」 「……俺を?」 「なっ!?血迷ったか!」 「魔術師。お前も」 「はぁ!?」 「……新法案のせいでパーティで依頼受けると報酬に税金が掛かる。だからこれから仕事は“偶然迷宮で会った冒険者達”って体でやるぞ」 「法の抜け穴も攻略しないといけないのか……」
太古の遺跡から発掘された風化した石版。 遥か昔の世相を紐解けるかもしれない世紀の発見にどよめき、それに綴られた文字の解読に勤しむ人々 VS いつの間にかどっかやっちゃった思春期に書きつけた詩集が衆目に晒されて絶叫するエルフ
歳を食い欲が衰えた旦那が近頃夜を共にしてくれないことを不満に思い、悪戯を兼ねて晩酌用の冷えたビールに身体を敏感にさせちゃう媚薬を垂らす淫魔 VS 口に含んだ瞬間、感度三千倍知覚過敏による痛みに襲われ死にかける夫
「人の子の愚かさにはほとほと呆れる。彼奴等は外見でしか歳を推し量れぬ。一々訂正する身にもなれ」 と憤る小柄な龍族 VS 「でも映画館に幼児料金で入れた時はなんも文句言いませんでしたよね」 と突っ込む側仕えの人間
「先輩!宝箱っすよ!迷宮入ったばっかりなのに幸先いいっすね!早速───」 「待てッ!まだ開けるな!」 「え?あっ、もしかして罠が……」 「迷宮の中で宝を収得するより、外で入手したことにする方が税の負担が軽い!開けずにそのまま入り口まで運ぶぞ!」 「宝物にも軽減税率あるんすね」
気位が高く、生涯の伴侶と決めた者だけに背中を許すケンタウロス VS 乗せてくれるようになったのはいいんだけど、自転車やクルマを使おうとすると 「なんでそんな物使う」「私の方が速い」「私の背中以外に跨らないで欲しい」 とまるで浮気を咎めるように詰められるので宥める言い訳に困る人間