東海新報(仮)
@tohkai_joshibu
東の海に朝日は昇る。岩手の気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)で発行する地域紙「東海新報」です。大船渡の大規模火災を受け、13年ぶりに一時再稼働します。取材の合間にしか投稿できないため、リプライやお問い合わせ、DMには対応しかねます。ご了承ください。電子新聞ありhttps://tohkaishimpo.com/
①遠方の方が「この大変な時に大船渡へ行ってもいいのか」と気にされているとのことで、こちらのご質問にはお答えしなければと思っていました。結論を先に書きます。「どうぞ、いらしてください」です。 「行ってもいいのか…」と悩んで下さるくらい配慮の行き届いた方を拒む理由がどこにありましょう
細かな状況について質問ですが、地域外の車が増えていると聞きますが「観光に来るな」という意見と「市街地は大上手だから来て買い物したり飲食したりして経済支援できる」という意見が見られます。 緊急車両の妨げになるのが問題だと思いますが、地域外の人は今はどうするのが良いと思いますか?
先日行われたサッカー・天皇杯3回戦。J1・アルビレックス新潟と対戦したインカレ王者・東洋大学ですが、先制点を決め、勝利の立役者となったFW・村上力己選手(4年、福島・尚志高卒)は陸前高田市出身! 筆者自身も同市生まれでサッカー経験者であるため、これは特に前のめりで観戦したようです

「筋肉美で地域に活気を!」大船渡市大船渡町の「バーベキュー&ビュッフェ Happy」を会場に、初となる「大船渡マッスルフェスティバル」が開かれました。見物客からは「ナイス大胸筋」などのかけ声が飛び交い、訪れた人々は筋肉美を堪能するだけでなく同店での食事なども楽しんだようです。

地元の小学生らを対象に、大船渡魚市場で見学ツアーが行われました。子どもたちは、場内に並ぶ魚や、全国でも数少ないタブレット端末を使った電子入札の様子を見学。南側岸壁では、来月に出漁を控える大型サンマ船の迫力を間近で体感し、本州一の水揚げを誇る実績にも理解を深めました。

東日本大震災当時、大船渡市三陸町越喜来にキャンパスがあった北里大学海洋生命科学部の学生で、行方不明となった東京都出身の瀬尾佳苗さん(当時20)が使っていた車のタイヤ。今は遊具に利用されています。このペンキを塗り直す作業が、瀬尾さんの父・眞治さんや地元の子らを含む住民らで行われました

例年7月末、気仙の夏祭りのトップを切って開催される住田町夏まつり。郷土芸能やライブ、手踊り、五葉山火縄銃鉄砲隊の隊列行進・演武……クライマックスは町商工会青年部による花火が河川敷から打ち上げられ、大輪の花が地域を照らして幕が下りました。まつりの模様を伝えるグラフは後日掲載します。

「三陸・大船渡夏まつり」の花火大会などが行われる8月2日(土)、JRは大船渡線BRT(バス)の陸前高田駅─盛駅間で臨時便(区間便を含む)を運行します。ぜひご利用ください。

5月に予定されていた三陸花火大会が開催見送りとなった問題。実行委はチケット購入代金の返金時期について、一部の購入者に対し「6月末」「7月15日ごろ」などと伝えていたようですが、いまだ返金されていない人がいます。26日付本紙で現況を伝えます。実行委の見解については続報をお待ちください。

住田町の「滝観洞まつり」は8月2日(土)に開催。名物「滝流しそば」の大食い大会や五葉山火縄銃鉄砲隊の演武のほか、新企画「住田スイーツフェスタ」も。11~15時、世田米のカフェの商品や、イーガストすみたで販売されるジェラート、上有住のシフォンケーキなど、住田の誇るスイーツが販売されますよ

大船渡市三陸町の吉浜まちづくり振興会が、市社協と「吉浜地区助け合いマップ」の作成を進めています。高齢者のみの世帯や介護サービス利用世帯、子どものいる世帯などを把握しながら、実際にどんな困りごとがあるか、どうサポートできるかなどを話し合い。よりきめ細かい支援を目指していきます。

陸前高田市でのみ養殖され、〝幻の貝〟とも呼ばれる広田湾産イシカゲ貝(エゾイシカゲガイ)の今季出荷が始まっています。近年、海水温の上昇を背景に水揚げ量は大幅に落ち込んでいますが、東京・豊洲市場からの引き合いは強く、生産者は需要に応えようと浜で懸命の出荷作業に当たっています。

大規模林野火災で焼けた「被害木」。活用策はあるのでしょうか。製紙の場合は炭化物が付着しているとNG。ただしバイオマス利用なら問題なさそう――など、焦げた範囲の見極めと、どこに向けた利用を考えるかで対応が変わるといいます。炭化した木を切るとチェーンソーを傷めるなど、課題も多様です。

陸前高田市高田町に鎮座する八坂神社の例祭「お天王さま」の神輿還御は22日に行われました。東日本大震災後、7月15日の神輿渡御は担ぐ距離を短縮、22日の還御は車を使っていましたが、今年は行きも帰りも神社間を担いで運ぶ震災前の形式を復活させました。担ぎ手の皆さん、暑い中お疲さまでした!

厚生労働省は今年6月1日付で改正労働安全衛生規則を施行し、全ての職場で熱中症対策の強化を義務づけました。昔は真夏でも30度を超えることがめったになかった気仙でも、いまや猛暑日が珍しくなくなりました。日本全国で熱中症リスクが高まっている今、日ごろからの健康管理も予防には大事です。

大船渡市の児童らが、三陸町綾里でクルーズ体験。三陸鉄道「盛駅」から「恋し浜駅」まで列車移動したあと、徒歩で小石浜漁港を目指し、地区名産の「恋し浜ホタテ」の漁場や越喜来湾口にある「脚崎」などを巡る約1時間の〝船旅〟を楽しんだそう。地元の風景や産業に触れる、忘れ難い体験になったのでは

