mrtpo
@mrtpo2
今のところ読書垢
#読書記録 『不登校のあの子に起きていること』 タイトル通りの内容に限らず、親の不安や相談先、将来のことなど不登校について広く書かれた本。『「叱らない」が子どもを苦しめる』とは相補的な内容なので両方読むのが良さそう。 PTAについては親の孤立を和らげ、学校と交渉する面もあると補足したい
#読書記録 『不完全宣言』 ドジであることを自認する山形の6年生女子が、友達と東京を冒険する話。 一緒に行動するのが、日常の親友でも初対面の子供でもなく、年に一度だけ会う友達、と言う距離感が絶妙。 偏見があったり、自分の言ったことに後悔したりする等身大の主人公も良い
#読書記録 『中受』 中学受験をする小学6年生3人の話。受験生が皆共感できるという内容ではないかもしれないが、多様化する中学受験の描かれていて、イメージがアップデートされる。 悪役かと思った学校の先生が、とても良い先生で良かった。稲葉君の両親にはちょっとモヤモヤ
#読書記録 『まるみかん大一番』 相撲好きな小学生が図書館閉鎖に反対するために活動する話。 閉鎖か否かの二者択一ではなく、winwinな解決案を探す展開を予想していたが、最終盤までそのような話はない。相撲モチーフだからなのか、妥協点の話はせずがっぷり四つに組んだ展開が清々しい
#読書記録 『超中学受験論 偏差値 学歴 競争社会を超えた「成長と充実」へ』 おおたさんと矢萩さんの対談。新しい主張ではなく、同意もできるのだが、正直ちょっとモヤモヤした。 終章、東大のジェンダーギャップを議論の背景に東大を頂点とした学歴主義的価値観が見えるという指摘が鋭い
相方様に言われ、娘(小3)と私立中学校の見学に行った 到着するなり図書室へ 「絵本が少ない」等と言いながら、空席に腰を据えて本を読み始める娘。予約していた体験授業の時間になり「そろそろ」と声を掛けるとやっと顔を上げて曰く「いい学校だね」 何をか言わんや
#読書記録 『ぼくたちの卒業写真』 YA、青春譚 写真オタクでボッチの主人公が同級生一人ずつの卒業写真を撮ることになり、対話を重ね、自分のアンコンシャスバイアスに気がついていく。主人公の成長に合わせ次々と仲間が増えていくストーリーが爽快。そして、そこからさらに一歩踏み込む最終章が最高
#読書記録 『ぼくに友だちがいない理由』 児童書。 小学生男子の人間関係や気持ちの動きの描写がとても良い。思うようにいかなくて、自分は悪くないと思ったり、激しく自己嫌悪したり。 奇を衒った話でもないのに着地点がなかなか見えず、大団円でもないけど読後感は良い 個人的な好みでは今年一番かも
#読書記録 『真ん中の子どもたち』 両親の母国語が異なる家庭に育ち、言葉とアイデンティティに悩む主人公が、同胞に出会い子供から大人へ成長する青春小説。舞台は2000年頃の中国、台湾、日本。昨年の海外ルーツの子ども支援に関する一連の読書が思い出された。20歳前の登場人物が前向きで好き
#読書記録 『図解で学ぶ めくるめく日本語史の世界』 日本語についての本で、時々言及される仮名の誕生、ハ行転呼音現象等の話をまとめて読めて満足。 学校で古文など習う時に、こういう知識も一緒に学べると興味が増すかと思う。係結びがどうして衰退したか、日本語における濁音の位置付け等が面白い
こういう自分では選書しないテーマを勧めてくれるのはヨンデミーの良いところ
【お知らせ】 6月28日は国際LGBTプライドデー。 ヨンデミーでは、6月のプライド月間に合わせて、 「多様性」をテーマに様々な児童書・絵本の良書を子どもたちにおすすめしています。 その一部をスレッドにてご紹介します。 この機会に、是非読んでみてください👐 #ヨンデミー
#読書記録 『天使のにもつ』 保育園に職場体験に行った中学生男子の話。YA文学なのだけど、ケア、働くこと、平等などのテーマが今の自分の興味にささる。 「平等って全員に同じことをしてあげることじゃないと思うの。一人ひとり、その子にとって本当に必要なことをしてあげる。それでいいと思うのよ」
#読書記録 『平等とは何か』 古今の哲学者や政治経済学者の著作を参照して、平等についての論点を紹介、支配の不在の重要性を説く。 功績や効率と正義の切り分け、職場のデモクラシーの話、経済的影響力の政治的影響力へ転換の批判の話も良いが、終章でエンデの「モモ」が引用されてるのがとても好き
ほんこれ ホワイトペーパーの4章「中学受験は人生の通過点」が、「中学受験は選択肢の1つ」くらいのニュアンスで、YL45に足りなくても読書を続ければ自分で学べるから大丈夫。的に書かれていれば随分印象が違った。 コラムも5〜6で読書量が減るからヨンデミーで読書習慣を維持しようくらいなら良かった
他の人も指摘しているけど、これは悪手だよ。 読書の楽しさを子どもたちに伝えるツールであるはずのヨンデミーが受験産業とコラボした瞬間、ヨンデミーは子どもの自由な時間を奪う凶器となる。代表が「中学受験するなら低学年から読書習慣がマストで小4までにレベル45に」と言っちゃうのか。嫌だ嫌だ。