まつながみちえ|編集者
@michie927
2025年、十数年ぶりに書籍編集職に復帰しました。主に本作りと子育て、愛猫こまちについてつぶやきます。鎌倉暮らし。
十数年ぶりに出版界へ戻ってきたわけですが、「編集者としての実態が見えなさすぎる」「どんな書籍を担当していたの?」と怪しまれることがあるので、以前担当させてもらった本の一部を画像に収めました。今はサンクチュアリ出版専属のフリー編集者みたいな感じです。サンクチュアリ出版は

『歴史学者という病』読了。 予想を遥かに超える良書。歴史学者は国語力の上で成り立つ職業だということを思い知らされる圧巻の筆力。著者である本郷先生のお茶目な性格が伝わってくるだけでなく、出版&大学関係者なら「こんなことまで書いて大丈夫?」と心配になる内容も。先生の周りの人々も魅力的
高1息子、歴史のレポート作成。 提出条件は「レポートを生成AIに添削させ、その画面をスクショして貼付」。 これが良い方法なのかどうかは別として、時代の移り変わりをひしひしと感じる。教育現場も「生徒に生成AIを使わせない」ではなく「どう使うかを教える」方向にシフトしてるんだなぁ。
『ババヤガの夜』読了。 すごいスピード感。初っ端から最後まで、読んだ文字が頭の中で勝手に映像になって流れてくるような描写が続く。北野武映画の世界を見てるよう。 にしても21.4万部重版って! 桁違いの数字にびっくりだが喜ばしいニュース!
『水車小屋のネネ』読了。 血縁や世代をこえたやさしさのバトン。 文中の「〜誰かが誰かの心に生きているという物言いを実感した。むしろ彼らや、ここにいる人たちの良心の集合こそが自分なのだという気がした。」これに尽きる。 飄々とした文体で500頁近くを読ませる才力よ。
出版界に戻ってきての雑感その4 ▼色味を最小限に抑えた「太め線画」が長く台頭。ユニバーサルデザインの背景も。視認性高くピクトに近づく印象 ▼小説は瀟洒な書名増 ▼他ジャンルは1秒で本の内容が把握できるバカ分かりやすい書名増 ▼装丁は書名の占める面積UP。空間活かしたデザイン激減
サンクチュアリ出版の編集長は設立時からずっと@ksk28さんです。これはじゃんけんで決まりました。編集長をやりたい人でじゃんけんではなく、押し付け合う方のじゃんけんね。 彼は辣腕編集者ですが、そうじゃなかったら陰で「じゃんけん編集長」と呼ばれていたかもしれない。
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/ 夏休みイベント開催!! \ 『捨てないレシピ』(サンクチュアリ出版)の著者・小嶋絵美さんをお招きし、オンライン&無料のお料理ワークショップを開催します🎉 当日は、なんとびっくり「スイカの皮」や「とうもろこしの芯」もまるごと使う、簡単・おいしい料理に親子でチャレンジ!…
昨日訪れたクリエイターEXPO、とても楽しかったです! 作り手皆様のみなぎる熱量が、日本カルチャーの一翼を担っているのだと胸が熱くなりました。お相手をしてくださった方々、ありがとうございました!
出版界に戻ってきての雑感その3 ▼書籍編集者の多くが「大全」「教養としての」「図鑑」「教科書」「技術」に代わる言葉を模索。これらが万能の余りこすり続けるがお互い様精神 ▼コンテンツの更なる細分化 ▼学参以外は未だ中高生向けの本は手を出しづらい ▼ゼロサムから業界全体を発展させる方向へ