𓆟

おわり

朝に矜持を夕べには諦念を

色々の言いたいと思ったことを結局噤んでしまうのか

ようやく去年が終わった気になり

ずわい

早く寝よう

今年は寂しくなる

オオアリクイの頭骨のように長い夜をひとり寝ることだ

みんなによい年がありますように

日々こぼれ落ちていったと思っていたものは　そもそもの幻に過ぎなかったのかどうか　詩情だけが　結局のところ自らを自分の生の中心に据え直す

へび年なんですか

かまぼことビールあったから食べよう