森
@hmori_opt
宮城の継承眼科開業医(時々某大学病院)。釣りとボウリングとワインが趣味。医療関係用アカウント。
👴「免許通らんから眼鏡欲しい」 👨⚕️「白内障なので手術が必要です」 👴「ほぉ、眼鏡はいつ出来るの?」 👨⚕️「まず白内障の治療が必要で…」 👴「目薬くれるの?」 👨⚕️「…次回ご家族と一緒に説明しますね」 👴「眼鏡は?」 こういう、視力以前の問題の人、めちゃくちゃ多い。
久々に酷いIFISに遭遇。穴という穴から飛び出る虹彩。虹彩の状態もだけど、患者さんが力みまくってて厳しかった。α1内服の散瞳不良でも大概は問題ないけど、時々ヤバいの紛れてるから注意せんと。
半端に勉強してると、全くの無知よりも誤診に至ってしまう場合があると感じる。教科書的な所見を見つけて「これだ!」と診断つけたのが間違いだったり、裏に別の疾患が隠れてたり。逆に全く分からない時は、とりあえず経過を見たり、専門医に丸投げしたりして、結果的に正解を得ることも多い。
「誤診された」と口コミに書く人が時々いるけど、仮に誤診が本当であったとしても名誉毀損に該当する可能性があるし、そもそも大半は誤診ですらない。最近は「開示請求して徹底的に追い詰めてやる」という医師も増えてきてるので、自分の身を守りたいならやめておきましょう。
量販店の格安1dayコンタクトは、だいたい酸素透過がかなり悪いので、週1回外出時とかに使うとかならまだしも、毎日常用して良いレンズではないと思う。
以前は西洋医学が正しくて、東洋医学は怪しげ、って考えがあったけど、西洋医学もその体系内の理屈を当てはめてるだけで、それが本当に起きている現象なのか確認出来てないことは多いんだよな。医学書でも「〜と考えられている」という記載はかなり多い。
講演で聞いてて勉強になるのって、その研究での新たな知見よりも、考察のために引用される文献であることが多い気はする。自分も講演の際には、教科書を作るくらいのつもりで、参考文献を大事にしたいと思う。
充血ある人は、一応感染疑いとして別スペースで診察してるのだけど、手持ちだと所見を相当見逃すのよね。今日は、なんか前房浅い…?と思って追加検査したら、RPEぐにょぐにょでした🙄 うっかり点眼で1週間後とかにしなくて良かった…
いいですか、何か不調がある人は今日5/2の午前中までに病院かかってください 午前中ならまだ今日中に専門機関に紹介できます 明日から4日間は基本的に「休み」です 専門機関での検査や治療が必要だけど命に関わらないような場合は5/7まで待つことになります
アイステント後の眼圧上昇、視野障害はごく軽度。ロトミー追加にするか、濾過手術に行くかが悩ましい。流出路系手術で効果なかったのに追加するのも微妙な気はするけど、かといって濾過手術は侵襲が大きすぎる印象。