Artistic Radio
@artistic_radio
電子工作 真空管 ニキシー管 ラジオ アンプ Arduinoドライブ ガーデニング ラン類 彫刻 木工。芸術と工学を融合させたアーティスティック・エンジニアリングを提唱し、真空管ラジオを中心に、工学的な美を意識した作品づくりをめざしています。ARと呼んでください。
昨年10月から製作していたWalnut Radioが大安吉日の昨日完成しました。一年間の様々な出来事が頭の中を走馬灯のように駆け巡ります。これまで僕と遊んでくれたクルミの木と数々のパーツたち、そして何より応援していただいたフォロワーの皆さんに、心より感謝の気持ちを込めてこの写真を贈ります。



寒村中学生にとって昭和エレホビ雑誌の挿絵は癒しでもあった。トラッキングを知らぬ当時1251kHzのモスクワ放送が聞けても900kHzの山陰放送が聞けなかった。その謎の究明に疲れ果て、EW&Fの宇宙のファンタジーをラジカセで聴きながら、こういう挿絵を見てはいつか自作ラジオで聞いてやると心に誓った。

健康のため毎朝食べるようにしている宍道湖のしじみ汁。そう言えば小学生の頃、町の中心部を流れる水路にはシジミやアサリの貝殻がたくさん捨ててあった。乾電池もたくさん捨ててあって、拾って電圧を測るとまだ使えるものもたくさんあった。田舎でそんなだから四日市なんてホントにひどかったと思う。

挿絵たっぷりのエレホビ雑誌は寒村中学生のバイブルだった。その説得力は活字の比でない。例えばシールド網線の両側GNDは、立体配線では常識でも基板上ではよく犯しがちなNG案件。昭和のエレキ挿絵は今でも通用するし、DDコン主流の現代だからこそ見てもらいたいあんぱんマン級の漫画が多い。


暑い時こそ地元森林公園をウォーキング。森で汗をかくと返って清々しい。今日は天恵ともいうべき涼風が歩き終えた体をcool down。森林公園は都市の気温上昇を防いでくれる必要不可欠な場所だ。
とりゃー! ①1kHz正弦波で60%変調した455kHzのAM波をAD変換 ↓ ②乗算器で455kHzのI相NCOと掛け算(黄) ↓ ③乗算器出力の910KHz成分をCICフィルタでカット ↓ ④CICフィルタの出力をR2R-DACでDA変換(青) 完成したI相CICフィルタが16.384MHzのCLKでも動いています。また大きな一里塚を通過です。
いつもの図書館で直交ミキサーのまとめ。同期検波、上下側波帯の個別抽出、イメージ抑圧をまとめて一覧表を作成。眼前にそびえる地元の霊山が涼やかな景色を見せてくれる。

庭のシベリア ←2023年 2025年→ カサブランカの改良品種だろうか?花はよく似ており、芳香も同じ。しかし花が上向きに咲く性質がある。二年前は花瓶に飾っても花が上向きで見栄えが悪かったが、花数が増えると横向きに蕾が出ざるを得なくなり結局は横向きに咲く。


自作ラジオで聞くFM COCOLO。懐かしい曲が電波に乗ってこの複雑な回路を通過し、我が耳に届くのです。作って楽しい、使って嬉しい。それがラジオなのです。
早朝ウォーキングの帰り道、地元小学校横の歩道が毎朝涼しいことに気付きました。どうやらこの場所は風の通り道になっているみたい。写真奥から手前に向かって緩やかな下り勾配になっており、1km上流側に森があってそこから冷気が流れ降りてくるのではないかと思います。検証してみたくなります。

いつものカフェでCICフィルタの研究ノート整理。重要な数式の導出過程を詳しく記載し、計算&実験結果のグラフを糊で貼る。仕事の構想は落ち着いたカフェ空間で生まれる。

溶けた銅はエッチング液より重いから、基板を伏せて浮かべておけば揺さぶらなくてもいい。但し気泡に要注意。レトラテープが込み入った場所は気泡でパターンがつながりやすいので銅箔面を完全に濡らすべし。寒村中学生には、県大会で出会った科学部出身の都市中学生がまぶしかった。

隣市のカフェを目指して山間部を走行していると、気温が市街地より5℃も低いことが判明。この辺りに住んでいる人は、あの酷暑に悩まされていないのである。この後トンネルに入ると、気温は更に2℃下がり26℃になった。地下水脈の影響か?山に行けば夏とは思えない涼しい場所がある。

エッチングし終えた基板の穴あけに専用のドリルがあるのは知っていたが、高価な割に穴をあけるだけなので、技術家庭科用工具セットのキリで十分だと思った。片面から一方向に穿孔すると円錐形になって大穴になるので両面から攻めた。寒村の中学生は自然に工具のコスパ感覚が身に付いた。

早朝の地元公園。先日の大雨で園内の小川も潤ったか? 橋の上を歩くと涼風に癒される。周囲よりも1~2℃気温が低いと思われる。これまでの経験から、水と森がある場所が一番涼しい。

中学に進みP板を自作した。初めはレジストペン&レトラテープ方式からスタート。溶けた銅箔が沈殿せぬよう基板を何度も割り箸で揺らした。箸の先がレジストやレトラテープに触れて剥がしてしまいパターンが切れた。挿入穴あけは大工道具のキリを使った。タイマー回路がちゃんと動作して感動した。

完成したCICフィルタの周波数特性を測定。見事なまでの理論値との一致に驚きを隠せない。EXCELで理論値と実測値をグラフ化するも、両者が一致し過ぎてて線を破線と実線で表示しないと重なってしまうほど。やっぱりデジ物はスカッとJapanだわ。


昨日の大雨があがり、本当の梅雨明けのような朝。刈ったばかりの芝が雨に濡れて青く輝く。早朝から夏とは思えないような清々しい風が吹き、ウォーキングも楽しい。野性味が豊かな森林公園もいいが、人工的な美を感じさせる都市公園にも独特の良さがある。

ヘメロカリスが最後の花を咲かせてシーズンOFF。咲き始めから、最盛期、咲き終わりの様子を写してみた。ちょうど1か月咲き続ける珍しい花。遅咲きのピンク種を増やせばもう少し花期を伸ばせるかもしれない。



