名古屋大学出版会
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名古屋大学出版会(The University of Nagoya Press) 学術書の出版社。2022年6月で創立40年を迎えました。名古屋から、新たな魅力ある「知」を届けてまいります。【新刊から】『法曹の倫理[第4版]』『寛大と選別』『帝国の隠し方』『旧きものの衝撃』『AI・ロボットからの倫理学入門』など。
【沸騰する世論、先鋭化する日中】奈良岡聰智『対華二十一ヵ条要求とは何だったのか――第一次世界大戦と日中対立の原点』 反日への決定的転換をもたらした世紀の失政の原因を解明、近代日中関係の分水嶺をなす外交交渉の全貌を示す。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【「サラリーマン」はいかに生まれたのか】菅山真次『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』 新卒就職・終身雇用を常識としてきた「就社」社会・日本の成り立ちを、労働者のキャリアや雇用関係の変遷と新規学卒市場の制度化過程を検討することで解明。 unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【福祉国家への信頼はいかに生まれたのか】 藤田菜々子『社会をつくった経済学者たち――スウェーデン・モデルの構想から展開へ』 政治・世論と深いかかわりをもち、福祉先進国の礎を築いた経済学者たちの活躍を黎明から今日まで描く。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【「音」は映画的ではない?】正清健介『小津映画の音――物音・言葉・音楽』 音楽にとどまらない「音」と映像の連関、その驚くべき効果を読み解き、小津論・映画論の新地平を拓く。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【準周期性を持つ不思議な物質の性質とは?】佐藤憲昭・石政勉『準結晶の科学――構造と物性』 合金やセラミックス・高分子など多様な系で見られる、準結晶の全体像を、重い電子系との関わり、構造と磁性・超伝導との相関など、最新の成果も含めて基礎から丁寧に解説する。 unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【プランクトン図鑑といえばこれ!】田中正明『日本淡水産動植物プランクトン図鑑[第2版]』 最新の分類体系に基づきアップデート。収録種も大幅に増補し2500以上となり、説明もよりわかりやすくなった、定評ある図鑑の決定版。同定作業に必携。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…
![UN_Press's tweet image. 【プランクトン図鑑といえばこれ!】田中正明『日本淡水産動植物プランクトン図鑑[第2版]』
最新の分類体系に基づきアップデート。収録種も大幅に増補し2500以上となり、説明もよりわかりやすくなった、定評ある図鑑の決定版。同定作業に必携。
*書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…](https://pbs.twimg.com/media/GwrkmKiaQAAe0Ie.jpg)
【近刊】岡本隆司『塩政・関税・国家――近代中国の徴税と社会』 税が映しだす中国固有の秩序とは。専売・独占といった枠組みでは捉えきれない「塩政」の実像を、関税・海関制度を手がかりに解明。(10/10発売予定) *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…
【排除のなかで生きる】飯尾真貴子『強制送還の国際社会学――「ヒスパニック」系移民とアメリカのゆくえ』 国外追放政策は移民社会に何をもたらすのか。取締り・収容から帰国後のさらなる困難まで、米国とメキシコをつなぐ画期的調査により全容を力強く描き出す。 書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【書評】潘亮『日本の国連外交――戦前から現代まで』 『国連と秩序構想』に掲載(国連研究 第26号、2025年6月、村上友章氏評、日本国際連合学会編)。時代や領域の分断をこえ、複雑多岐にわたる国連外交を一貫した視座で描く、未到の通史。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【正義の足場を再建する】C・ミサック『真理・政治・道徳――プラグマティズムと熟議』(加藤隆文・嘉目道人・谷川嘉浩訳) 価値の多元化が進むなか、自由民主主義をいかに正当化すべきなのか。真理概念を政治・道徳の世界に呼び戻し、経験と熟議の意義を捉え直す。 *詳細⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【チョコが近代都市を創った?】片木篤『チョコレート・タウン――〈食〉が拓いた近代都市』 チョコレート工場を中核として新たな都市が築かれた。甘くて苦い外来の嗜好品の大量生産・輸送・広告・消費は、どのような空間や生活をもたらしたのか。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

名古屋大学出版会ミニフェア 「科学的思考を鍛える10冊」 なが〜い夏休みの退屈凌ぎに少し頭の体操🤸♀️ #名古屋大学出版会 #科学的思考を鍛えるフェア #スマ本屋三洋堂いりなか店 sanyodo.co.jp
【誰を受け入れ、誰を排除するのか――】小井土彰宏編『移民受入の国際社会学――選別メカニズムの比較分析』 風景を一変させた政策と実態の変化を鮮明に描き出す。世界を震撼させる「移民問題」を冷静に考えるための信頼の1冊。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【ヘイトスピーチを生み出した憎悪の根源へ】樋口直人『日本型排外主義――在特会・外国人参政権・東アジア地政学』 ヘイトスピーチはなぜ在日コリアンを標的とするのか? 謎の多い実態に社会学からのアプローチで迫る。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【新刊出来!】森際康友・石田京子・矢吹公敏編『法曹の倫理[第4版]』 考え方の「なぜ」から現場での「できる」まで —— 豊富な設例により、真に信頼される法曹への道を指し示す決定版テキスト。(8/5発売) *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…
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考え方の「なぜ」から現場での「できる」まで —— 豊富な設例により、真に信頼される法曹への道を指し示す決定版テキスト。(8/5発売)
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【本日のピックアップ】「農学は何をする学問か? 農業と科学、イギリスの知られざる歴史」 『農の科学史―イギリス「所領知」の革新と制度化―』(名古屋大学出版会@UN_Press) - 著者:並松 信久 - 片倉 和人による書評 ALL REVIEWS #書評 allreviews.jp/review/4369
【新刊出来!】大西吉之『寛大と選別――近世オランダの救貧システム』 近代経済を生み出した覇権国家オランダ。変動する社会のなかで、福祉と財政をめぐる現代的諸問題にどのように向き合ったのか。(8/1発売) *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【大変革を捉え直す】伊藤之雄『維新の政治と明治天皇――岩倉・大久保・木戸の「公論」主義 1862~1871』 幕末・維新のリーダーたちはいかにして政治的意思決定を行ったのか。倒幕から廃藩までの過程を一貫した視座のもとでとらえ、新たな維新像を示す渾身作。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

【われわれは科学をどう考えてきたのか】岡本拓司『近代日本の科学論――明治維新から敗戦まで』 科学と社会の関係をめぐる言説が、文明開化、教養主義、ロシア革命、日中戦争、対米戦といった歴史の流れに呼応し、劇的に変転する様を、初めて一望する。 *書誌情報⇒ unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4…

7月14日の新入荷です 鹿美社編集部 編『ダメ男小説傑作選』(鹿美社) 久木田水生,神崎宣次,佐々木拓,本田康二郎『AI・ロボットからの倫理学入門』(名古屋大学出版会) 日本パンダ保護協会 編著『語るパンダ』(朝日新聞出版)