Taul
@TaulNcCar
タウルと申します。映画がたまらなく好きな映画アカウント。見た映画の感想なんかをつぶやいてます。ビートルズも好きです。
#2025年上半期映画ベスト10 ①ミゼリコルディア ②ANORA アノーラ ③カーテンコールの灯 ④敵 ⑤無名の人生 ⑥ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング ⑦ジェリーの災難 ⑧どうすればよかったか? ⑨BETTER MAN/ベター・マン ⑩見える子ちゃん 新作84(外国61/日本23)本から

『ストレンジ・ダーリン』素晴らしかった。話の仕掛けが面白いがそれがどうかだけで語るのは勿体ない。35mmフィルムで撮られた逃亡劇は、懐かしくて美しい残虐の色合いをまき散らしながら、男女の愛と暴力つまり騙し合いと傷つけ合いの作品として完成していく。全編に溢れるエネルギーを受け止めたい。

『ファンタスティック・プラネット』テアトル梅田で初鑑賞。人間が虫ケラ扱いされる嫌な世界。残酷だけど何か現実社会への風刺も感じる。ジブリの気味悪い生物や進撃の巨人など怪物ものはじめ、様々な作品が影響化にありそう。当時のシュールな絵や動きは、今よけいに不気味に感じるかも知れない。

明日の夜、私も参加している[映画好きの短評とイラスト] #夜中のクロスレビュー の2025年上半期振り返りのスペースを行います。 7/27(日)21:00から、よろしければお聴きください。
/ 2025年上半期の反省会をひっそり開催! \ ☞明日7/27(日)21:00~ Xスペースにて配信 1月号から6月号までの注目レビューや特集テーマをレビュアーたちが徹底解説します。一緒に上半期を振り返りましょう☆(さとう) x.com/i/spaces/1MYxN…
扇町キネマでは『さらば、わが愛/覇王別姫』も上映。『国宝』の影響でしょうか。他にもシネ・リーブル神戸など各地で再上映されるようですが、未見の方は、アジアが生んだ真の歴史的傑作を劇場で見られる良い機会。激動の時代に翻弄される京劇役者の人生。その美しさと残酷さに圧倒される3時間です。

中目黒Space Utility TOKYOのインディーズTシャツ特集にエイガノタンカ名義で短歌つきTシャツを出品してます。月火休みで8/3まで。短歌はさとうかずみさん、村山はイラスト担当。映画『ANORA/アノーラ』と岡本喜八の『斬る』をイメージした絵を描きました! space-utility.com
グラフィックデザイナーさとうかずみさんと、映画ライター村山章さんがやられてる「エイガノタンカ」のTシャツ即売会。 アノーラは笑っちゃうし、斬るはワクワクする。短歌もついてて、味わいが長く続きそうなTシャツです。
\東京・中目黒でTシャツ出品します/ 「エイガノタンカ」がTシャツになりました! Space Utility TOKYO(@TokyoUtility)さんにて期間限定で販売します☆ 【ZINEと雑貨と、Tシャツと】 2025.7.19 sat -8.3 sun 12:00-19:00 ※月・火お休み/日曜は18時まで space-utility.com/zineandzakka/t…
『刺青』シネ・ヌーヴォ 若尾文子映画祭。増村保造監督。谷崎潤一郎の原作を、新藤兼人の脚本で、宮川一夫がカラーシネスコで撮る。凄い座組だ。美しい映像による様式美や若尾文子の妖艶さは良い。ただ最初からだいぶ勝気な女性でドラマは平坦。いざこざが妙にコミカルで痴話喜劇といった趣もあった。

『ONCE ダブリンの街角で』ジョン・カーニーの音楽映画で本作は未見だったが、ここまでその純度が高いとは。もう人と人が触れ合って音楽が生まれる瞬間しかない。それがピュアに撮れてるだけで満足だし、それも含めてのドラマ。しばらくは、あの彼と彼女の音楽に浸っていたい。Spotifyへ。

『赤い天使』シネ・ヌーヴォ 若尾文子映画祭。『ゴジラ』が怪獣で戦争を描いたなら、本作は性愛で戦争を描いた凄まじい傑作だった。一瞬の隙もない話運びと地獄絵図のような描写。麻痺していく感覚の中、蠢く人間の性が天使であり死神である若尾文子にまとわりつく。世界に誇りたい増村保造の1本。

いよいよ7/26(土)より開催!ご紹介いただきました!→通底する非戦の思い、戦争映画40本特集上映 大阪のシネ・ヌーヴォ:朝日新聞 asahi.com/articles/AST7L…
『悪い夏』Prime Videoで初鑑賞。社会の底辺のシリアスさは目を背けたくなるが、貧困ビジネスの実態や基本クズばかりなのは面白い。城定秀夫のアップ多めの暑苦しい演出も合ってる。終盤はコメディ色よりはサスペンスから一発で弾ける方が好み。役者陣は皆ハマり役過ぎて驚きはないという贅沢な悩み。

『夏の砂の上』地味だが凄い見応え。豪華な役者陣が期待に応える難しい芝居を披露。そして雨と水、太陽と光、傷やシミ、なにより長崎の街並みが登場人物たちの余白を埋めていく。すべて丁寧に撮られている充足感。映画を見ている、映画の時間が流れてると感じられる作品だった。見逃さなくて良かった。

#映画の話したすぎるラジオ さんの『スーパーマン』の回。『ジェームズ・ガンのスーパーマン』というタイトルが良かったと思うくらい、ガンの心境と趣向が強い作品だと分かる面白い映画トーク。私もオールドファンとしてめんどくさいお便りもしました。
#映画の話したすぎるラジオ 更新。『スーパーマン』の話をしました。 本作の神格化されすぎない、どこか身近さを感じさせるスーパーマン像の魅力や、レックス・ルーサーの複雑な内面描写、波乱万丈の経歴を経たジェームズ・ガンの到達点について話しています。 virtualeigabar.com/podcast221-1/