ちくま学芸文庫
@ChikumaGakugei
ちくま学芸文庫の公式アカウントです。1992年創刊。新刊情報や関連情報をお知らせします。Math & Scienceの情報もこちら。
【近刊告知】ちくま学芸文庫、8月の刊行予定です。 ジェフリー・オヴ・モンマス『ブリタニア列王史――アーサー王ロマンス原拠の書』 佐原徹哉『ボスニア内戦――グローバリゼーションとカオスの民族化』 椹木野衣『日本・現代・美術』 馬渕明子『ジャポニスム――幻想の日本』 阿満利麿『法然の手紙を読む』
【戦後80年】吉田敏浩『赤紙と徴兵――105歳、最後の兵事係の証言から』 赤紙は若者をいかにして戦地へ駆り立てたか。かつて兵事係であった人物が焼却命令に反して長年秘匿してきた貴重資料や証言をもとに、草の根の視点からその実態に迫る。解説:吉田裕(2024年12月刊)chikumashobo.co.jp/product/978448…
【戦後80年】戸部良一『ピース・フィーラー――支那事変和平工作史』 支那事変(日中戦争)での数多の和平工作が全て失敗したのはなぜか。日本側の事変処理政策や政府声明の決定過程を詳しく追跡し、その原因を究明した日中外交史研究の名著。解説:波多野澄雄(2024年10月刊)chikumashobo.co.jp/product/978448…
【戦後80年】藤原彰『餓死(うえじに)した英霊たち』 第二次大戦で死没した日本兵の大半は、いわゆる「名誉の戦死」ではなく、餓死や栄養失調に起因する病死であった――。彼らのあまりに悲惨な最期を詳述し、その責任を問う告発の書。解説:一ノ瀬俊也(2018年7月刊)chikumashobo.co.jp/product/978448…
配信開始しました ちくま学芸文庫『人間の本性を考える――心は「空白の石版」か』(上・下) (スティーブン・ピンカー著/山下篤子 訳)
【新刊情報】森雅秀『マンダラの密教儀礼』…インド・チベット密教や日本密教の世界観が凝縮されたマンダラ。本来は儀礼のために作られ、瞑想のみならず秘儀を授けるなど仏教僧院内での様々な儀式のためにも用いられてきた。数々のマンダラ作品やサンスクリット文献を軸に、密教儀礼の核心に迫る。
【新刊情報】渡辺一夫著、串田孫一・二宮敬編『敗戦日記』…「この小さなノートを残さねばならない。あらゆる日本人に読んでもらわねばならない」。日本が敗戦へと向かうなか、フランス語で綴られていた日記。そこには国家への絶望と希望の間で揺れ動く知識人の生々しい声があった。解説:宮下志朗
【新刊情報】加藤徹『京劇――「政治の国」の俳優群像』…中国の伝統劇として真っ先にイメージされる京劇。しかしその始まりは意外に新しい。「小伝統」としての京劇から歴史を照射することで、民衆の感覚に根差した生き生きとした近代中国像が浮き彫りになる。サントリー学芸賞受賞作。
【新刊情報】エドワード・O・ウィルソン著、斉藤隆央訳『人類はどこから来て、どこへ行くのか』…私たち人間を人間たらしめた決定的要因とは果たして何か。「真社会性」に注目し、生物学のみならず、考古学、歴史学、人類学、進化心理学など多分野の成果を結集させた果敢な試み。解説:巌佐庸
ホロコーストは近代文明の産物か ジグムント・バウマン『近代とホロコースト』から読み解く近現代社会|じんぶん堂 book.asahi.com/jinbun/article…
ジグムント・バウマン ティム・メイ 「社会学の考え方〔第2版〕」 ちくま学芸文庫(奥井智之 訳) 読了。 めっちゃ勉強になった。 社会学の世界の理解の方法は知るのと知らないのでは大きく見え方が変わる。 『社会学は、理解を通して寛容を生み出すとともに、寛容を通して理解を生み出す。』
【重版情報】エマニュエル・レヴィナス著、西谷修訳『実存から実存者へ』第7刷。「世界の内に生きて「ある」とはどういうことか。20世紀哲学の開拓者たちが深めてきたこの問いを、捕虜収容所という状況下にあって問い直した初期の主著。アウシュヴィッツ以後の哲学的思索の極北を示す記念碑的著作。」

【重版情報】香西秀信『議論入門――負けないための5つの技術』第5刷。「「定義」「類似」「譬え」「比較」「因果関係」――議論で相手を納得させるには5つの「型」さえ押さえればいい。豊富な実例と確かな修辞学的知見をもとに、論証や反論に説得力を持たせる論法を伝授する入門書。」

【重版情報】冨田恭彦『デカルト入門講義』第3刷。「科学者であったデカルトは、自然科学の礎たりうる知識を求め、第一哲学=形而上学の再構築に乗り出す。なぜその思想はその後の全西洋哲学に強烈な影響力を持ち続けたのか。近代哲学の原点を成すその全像を語りきる。学芸文庫オリジナル。」
